住宅ローンにおける価格とは金利のこと。この金利=価格が、実は住宅ローンの契約をすませ、融資の実行を受け、完済するまで確定しない。申込み時や契約時の金利(価格)はあくまでも予定金利であって、現実の金利、つまり当初の返済額かいくらなのかは融資が実行されるまで分からないし、完済までの総支払額は、実際に返済が終わってみないと分からないという不思議な契約内容になっている。たとえば、Aというローンは、当初の返済額は8万円台と安くすむが、3年後からはその5割増しの13万円台になるかもしれない。
那珂市の中古一戸建て
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Bは、当初9万円台と少し高くなるが、10年間はその返済額か変わらない。しかし、11年目からは12万円に上がる可能性がある。他方Cというローンなら、当初は11万円台とやや高くなるか、その返済額は完済まで変わらない。その結果、Cのみ完済までの総支払額は4800万円ほどと決まっているか、ABについては3500万円ですむ可能性がある反面、5000万円、6000万円と増えることも考えられる。実際にどうなるのかは、誰にも予想がつかない。しかも、当初の返済額でさえ通常は契約時には決まっていない。契約時の予定では9万円台であっても、融資実行を受けるときに10万円台に上がっている可能性もある。住宅ローンにはそんなリスクが潜んでいるのである。実際、金利が大きく変化すると、そのリスクをめぐってさまざまなドラマが展開されることになる。