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「身体的居場所」と「心の居場所」を同時に満たす場

2011.12.09

最近は、家族そろってファミリーレストランで食事をしたり、ワンボックスカーでドライブに出掛けたり、という休日スタイルが盛んです。それは失われつつある家族の擬集性や家族共通の居場所を見出したいという願望の表れなのかもしれません。一日のうち多くの時間を過す住まいは本来、家族の拠り所として、また精神的にも落ち着ける場所として。「身体的居場所」と「心の居場所」を同時に満たす場でありたいものですが、その住まいに居場所がないと感じている人がますます多くなっています。

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つまり、住まいが果たすべき一番大切な部分が機能していないということです。住まいの中で「あなたの居場所はどこですか」と質問すると「テレビがある場所」とか「パソコンをする場所」と答える人も多いのですが、モノに支えられた居場所が「心の居場所」になるわけはありません。やはり、住まいの「重心」であり、「核」はリヒンズーダイニングルームですから、家族共通の居場所として、この場をどうつくっていくかを考えることが大事でしょう。そのうえで個室の形状、リビングルームとのつながりなど、住まい全体を見直すことが必要です。